interview
人を知る
2014年入社
G.Y.
- Fuji Trading(Marine)
- B.V.Rotterdam

メリハリのある働き方で
欧州各地を飛び回り
富士貿易の認知をあげる

志望動機や入社したきっかけを教えてください
きっかけはラグビー部
海外で働くイメージを抱いて入社
富士貿易を知ったきっかけは、大学のラグビー部でお世話になった顧問の先生のご紹介です。すでにこちらで働き活躍する部のOBが多くいたので、私もエントリーしました。船舶の知識もなく英語も全く話せませんでしたが、将来、自分は海外と関わる仕事をするのだろうという漠然としたイメージだけを持っていて、志望しました。
担当している仕事内容を教えてください
日本のサービスを提案し、欧州での認知を広める大切な役目
オランダ・ロッテルダムに来て2年半になります。富士貿易グループが提供できるさまざまなサービスやネットワークを欧州のお客様にご紹介して、顧客の開拓を行う営業の仕事をしています。主に船の乗組員の食料品や食器、トイレットペーパーなどの船用品を世界中の港で手配できることや、船を動かすのに必要な機器の部品販売といったご紹介ですね。現地に駐在員を置き、頻繁に営業に回る日本の会社はほぼありませんから、認知いただきやすいです。
それだけでなく、お客様の抱える課題やお悩みに対する提案営業も行います。例えば通常、船の上の飲み水はペットボトルでご提供するところを「ウォーターサーバーを置けば、プラスチックボトルの削減につながる」と、環境問題を切り口にしてお話するのです。特に欧州のお客様は環境問題に敏感ですから、良い手ごたえを得ることができます。

会社、職場の雰囲気はどのような感じですか?
海外でも変わらないアットホームさ
本当にアットホームです。これは日本だけでなく、ロッテルダムの支社も同じです。ここではフィリピン人やベトナム人、韓国人など実にいろいろな人種の人たちが働いていて、むしろオランダ人が少ないくらいです。そうした国際色豊かな職場で、人種の壁を越え、みんな実にフレンドリーに働いています。ここには富士貿易からの日本人が8名いるのですが、おかげで私たちもいろいろな国の文化を楽しめています。
心に残る仕事上でのエピソードはありますか?
南は陽気で北はドライ
人々の傾向を知り対策する
ロッテルダムの支社は、中央ヨーロッパをカバーしています。ウクライナにもお客様がいるんですよ。それだけ広い範囲をカバーしているので、いろいろな考え方に対応する柔軟性が求められます。例えば欧州の場合、南の温かい地域に行くほど陽気な性質で、すぐに良い関係を築ける傾向があります。反対に北の方はドライな人が多いですね。サービスの説明も、きちんとメリットを伝えられなければけんもほろろ。地域の特性を理解し、それに合わせたプレゼンテーションを考える必要があります。
そのような中での私の楽しみは、お酒です。欧州はさまざまな種類のビールが充実していて、週末は各地のビール工房や蒸留所巡りで心も体もリラックスしています。ただし失敗談もあります。北欧のノルウェーに出張したとき、夜は少し良いレストランでディナーでもと思ったのですが、ビール1杯2千円、前菜もホタテ1個が2千円、前菜3皿頼んだ時点で1万円です。物価の高さは想像以上でした。諦めて出たものの、ノルウェーは20時を過ぎるとアルコールの販売は禁止。それも知らず、結局その夜はビール抜きで過ごしました。
日本という単一民族の国を出て何カ国も飛び回る欧州にいると、仕事でもプライベートでも日本の常識が通用しない場面によく会います。それもいい勉強です。

これからの目標やビジョンを教えてください
お客様のニーズをキャッチし、
富士貿易の発展に生かす
私の仕事は営業ですので、もっとお客様に私たちのサービスを知ってもらうため、より頻繁にお客様のところへ足を運び、お客様と近い距離というメリットを生かしてサービスの宣伝に努めていきたいと考えています。またお客様を通じて、この業界における最新のニーズや、さまざまな情報をタイムリーに取得し、それらを会社に持ち帰り、富士貿易グループとしてさらなる発展ができるよう、貢献していきたいと考えています。
one day schedule
ある一日のスケジュール
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8:30
出社。メールチェック。
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10:00
お客様への訪問のアポ取り、スケジュールの調整。
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13:00
お客様訪問。
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15:00
帰社。お客様からいただいた問題や課題のフォローを行う。
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16:00
見積もりの作成、提出。
入社を考えている人にメッセージをお願いします
むしろ挑戦するくらいの意気込みで来てほしい
富士貿易はとにかくアットホームな会社です。同時に、若いうちからやりがいをもって働ける会社でもあります。学生時代にいろいろと頑張ってきたことや、懸命に取り組んできた経験を存分に発揮できる場所だと思うので、ぜひ入社いただき、そして私たち先輩社員についていくのではなく、むしろ挑戦するくらいの意気込みで来てほしいと思います。
また、英語が話せなくても大丈夫です。私のように入社して10年未満で、海外支店で働けるくらいに上達するからです。周囲は流ちょうに英語を話す社員が多く、そうした環境が私の英語力を引き上げてくれたのだと思います。
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