interview
人を知る
2020年入社
C.O.
- マリン統合事業本部

置かれた場所で
自分を生かす、貢献する

志望動機や入社したきっかけを教えてください
知ることが大好き
そんな私の好奇心をかき立てたのが
富士貿易だった
個人的に海外に行く機会が多く、また海外留学の経験もあって英語に触れる機会も多かったので、英語や海外に関わる仕事がしたいと思っていました。大学では好きな英語と韓国語を勉強していました。
富士貿易を知ったきっかけは、大学で開催された就職説明会です。まず海外支社が多いこと。また海運業界の中でも、乗組員の皆さんの生活に欠かせない食料品や、船用品を提供するという、珍しいながらも大事な役割を担っているところに興味を引かれました。さらに、日本の港を出入りする船がどのようなことをしているかを初めて知り、好奇心をかき立てられ志望しました。
担当している仕事内容を教えてください
営業と連絡を取り合いながら、
日々お金の動きをチェック
サプライネットワーク事業部の経理を担当しています。メーカーからの仕入れと船舶への販売を行う部署なので、それらのお金の管理が私の仕事になります。
まず仕入れた商品の請求書と、社内のデータとを照らし合わせて数字が合っているかを確認し、支払い処理まで行います。仕入れた商品は船舶へ納品、つまり販売するので、販売した商品の入金処理を行います。営業担当者と連携して確認を行うことが多いですね。つねにやり取りをしながら業務を進めています。それ以外にも会社全体の経理の管理や、事業部の社員の出張費用の精算も行います。
動く金額が大きいので、常にチェックを怠らず、かつ迅速な作業を心がけています。

会社、職場の雰囲気はどのような感じですか?
経理のイメージがくつがえる、
明るい職場
入社後、ベテランで頼りになる先輩社員から、とても丁寧に教えていただきました。経理と言えば、どこか堅いイメージを持たれやすいのですが、みんな仲が良くて活気があり、ときに笑いのある柔らかい雰囲気です。発言もしやすくて、仕事がしやすい職場だなと日々感じています。
心に残る仕事上でのエピソードはありますか?
「当たり前が当たり前でない」経験が、
私の考え方を変えてくれた
昨年、3年次研修でドバイに行った2週間の学びが、深く印象に残っています。何よりもまず、経理担当でも海外研修に行かせてもらえることに驚きました。
文化も習慣も異なるドバイという国を楽しみつつ、研修では経理はもちろん、営業の仕事も見学させていただきました。そこで「あの作業にはこういう意味があったのか」とか、「経理としてこういうところに気を付けたらいいかも」など、貿易業務の全体を見つめ直すいい機会になりましたし、3年間業務に携わってきたからこその気づきや、発見がたくさんありました。
経理業務では、実際に現地の経理担当者の隣で仕事ぶりを見せていただいたり、実際にコンピュータに触らせてもらったり。中でもドバイのペーパレス化は、日本よりずいぶん進んでいると感じました。日本では紙でのやり取りが当然のことも、データ上で管理すれば共有も楽ですし、「仕事の見える化」が実現できます。また書類を整理する引き出しも無くすなど、スッキリした空間で業務効率化が進んでいることを実感しました。
「自分たちの当たり前が、当たり前ではない」という経験をして、私の中の考え方も少し変わったと思います。これまで紙で管理していたものを電子上で管理するなど、できるところから少しずつ変えていっています。

これからの目標やビジョンを教えてください
営業の方たちの役に立てるように
現在の経理業務をもっと極めたいという思いがあります。具体的には営業担当者とのコミュニケーションを取り、より円滑に業務を進められるようにしたいですね。コミュニケーションを取る中で、営業の方々が抱いているちょっとした悩みはたくさんあると感じています。よくあるのは、マニュアルにないことですね。「この社内処理は、どうすればいいんだろう」と、ちょっとしたことが営業の方の手を止めてしまいますので、できるだけそうならないよう、思いを汲み取ったり聞き取りをしたりして、改善したり解決できる提案をしていけたらと思っています。
やはり営業の方に「良かった」と思ってもらえることが私たちの満足につながりますから、もっと力を入れていきたいと思っています。
one day schedule
ある一日のスケジュール
-
8:00
メールの確認。
締め切りのある案件が多いので優先順位を決め、一日のスケジュールを組み立てる -
9:00
仕入れ先からの請求書と、データの照合作業。支払い処理に回す
-
11:00
社員の経費精算と承認
-
14:00
お客様からの入金確認と処理。
-
16:00
営業からの問い合わせ対応。
入社を考えている人にメッセージをお願いします
大切なのは、自分をどう生かすか
入社する前の希望と、入社した後とのギャップというのは、どの部署に配属されても必ずあります。希望の業務に就けたとしてもです。私も、もともと英語を使って海外と関わりたいと思って入社しましたが、実際配属されたのは経理でした。しかし海運業界を担う富士貿易の経理では、お客様や社内の人とも英語を使ったやり取りが発生します。はじめこそ経理と英語は関係ないと思いましたが、十分に自分のスキルを生かせています。
学生時代はあれをしたい、これをしたい、こうでなければ駄目だという思いを抱きがちです。それは決して悪いことではありません。ただ、自分が置かれた場所で自分をどう生かすか、どう会社に貢献するか。その道を探るのも良いことだと思うのです。そうすれば自ずとモチベーションも上がりますし、どんな場所でも、どのような業務でも楽しむことができると思います。
other Interview
他のインタビューをみる